移住の先輩女子④ 五島市・福江島に古民家を改装したゲストハウスをオープン! 宿泊客に島の魅力を伝える先輩女子をご紹介

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長崎港から西に約100kmの位置にある五島列島。その中の一番大きな島が福江島です。3年前にここに移り住んだ五島市のヒロセ マナミさん(29歳)は、昨年、古民家を改造し、友人とゲストハウスをオープンしました。素朴な雰囲気で居心地のいいこの宿で、旅人たちを温かく迎えるヒロセさんに、移住の理由や島でのライフスタイルを聞いてみました。

【プロフィール】
ヒロセ マナミさん(五島市)
職業:ゲストハウス経営
年齢:29歳
出身地:神奈川県
移住歴:3年
前職:地域おこし協力隊

 

長崎県の離島に魅かれ、地域おこし協力隊として移住生活をスタート

ヒロセさんがはじめて長崎県を訪れたのは大学生時代。ゆったりとした時間の流れと、古い歴史や文化が残るこの土地が気に入り、それ以降、足を運ぶようになりました。
そこで、長崎の離島に住む友人や、「地域おこし協力隊」として地域の活性化に取り組む友人ができ、彼らのライフスタイルや仕事ぶりを見聞きするうちに、自分も島で暮らし、地域の役に立つ仕事がしたい!という気持ちが膨らんでいき、大学卒業後に「地域おこし協力隊」に応募。3年前に五島市の福江島での生活がスタートしました。

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過疎地の未来を考え、“島と人をつなぎ、人の流れを作る”活動を展開

地域おこし協力隊」としてヒロセさんが担当する地区は、過疎化が進み高齢者が増えている集落でした。そこで、コミュニティの活性化を図るさまざまな活動に参加。お祭りなどの年中行事で活躍し、地域の人たちから頼られる存在になりました。
ヒロセさんが、とくに力を注いだのが、“島と人をつなぎ、人の流れを作る”こと。地域のお年寄りと、島を離れて暮らす家族の間を取り持ちたいと考え、手紙を書くためのオリジナルの便箋を制作。人の交流を大切に考え、地域の人たちが元気になるような活動をコツコツと続けていきました。

 

さまざまな人たちから温かなサポートを受け、ゲストハウスをオープン

3年間の地域おこし協力隊の任期が終了した昨年、ヒロセさんは、ゲストハウスをオープンさせました。選んだ場所は、温泉もありかつて港町として栄えた島の西部の荒川地区です。ここは、島の玄関口である空港とは反対側に位置する、観光のロケーションとしては不利な地域。しかし、そんな場所だからこそ人の流れを作り、島らしさや素朴な港町の面白さを味わってもらう宿泊施設をつくりたい!との熱い思いから、この土地での開業をあえて選びました。
資金集めには、クラウドファンディングを利用。島の活性化に貢献したいという思いをインターネット上でアピールしたところ、予想を上回る支援金額を得られました。また完成時には、おひろめ会を開催し、“餅まき”をしてお祝いしました。そのお餅は、以前住んでいた地域の人たちが手作りし、差し入れをしてくださったのだとか。そんな周囲の人たちからの応援を受けながら、ゲストハウス事業をスタートさせることができました。

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宿泊者と地域の人が気軽におしゃべりできる、温かな雰囲気の宿を提供

ヒロセさんが経営するゲストハウスの特長は、旅行者だけでなく、地域の人にも開かれていることにあります。近所の人が気軽に立ち寄り、宿泊客とおしゃべりを楽しんだり、料理を分け合って食べたりと、温かく開放的な雰囲気にあふれています。
また、宿泊客が訪れることで、高齢化が進むばかりだった町に“若い人が集まるようになって嬉しい”という声も聞かれ、島のおいしい食材を食べてほしいとの思いから、近隣の生産者や漁師さんがお裾わけの野菜や魚を届けに来ることも頻繁です。
島暮らしの気に入っている点を聞くと、「夏はゲストさんと港に沈む夕日をビール片手に眺めたり、冬は温泉に浸かったり、1日の終りにリラックスした気持ちになりリセットできること」
島で暮らしていなければ味わえない、贅沢な時間を送っていると実感するそうです。
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